中・上級者向け研究マネジメント人材研修プログラムの開発

文部科学省URA事業の概要

01. URAとは?

リサーチ・アドミニストレーター,University Research Administrator の略。研究開発内容について一定の理解を有しつつ,研究資金の調達・管理、知財の管理・活用等をマネジメントする人材のこと。研究者に,研究活動以外の業務で過度の負担が生じている現状を緩和するため,全国で導入が急がれています。

02. URA事業の目的

  • 研究者の研究活動活性化のための環境整備
  • 大学等の研究開発マネジメントの強化
  • 科学技術人材のキャリアパスの多様化

03. URA事業の全体像

whole picture

04. 中・上級者向け研究マネジメント人材養成プログラム開発事業

本事業は上記の①スキル標準を踏まえ,②研修・教育プログラムの整備で開発された初・中級向け研修プログラムの枠組を活かして,③URAシステムの整備採択校の協力を得つつ④中・上級者向けの研修プログラムを開発します。これにより初級から上級までの職掌をカバーする研修体制を整備することを目指します。

05. 開発方法

対象を,URA類似職も含めて10〜15年の業務経験を有する人材と想定し,東京農工大学金沢大学が,各々独自に中・上級者向けの研修プログラムを開発します。開発にあたっては,全国の大学や研究機関が活用できる汎用性の高いプログラムとなるようにするため,有識者からなる「中・上級URA研修プログラム策定検討委員会」を設置し,開発するプログラムに対し助言および評価を受けます。また,開発途上で広く参加者を募ってプログラムを試行し,参加者からのフィードバックを反映したプログラムとしていきます。

06. 実施期間

平成26年度