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11ヤマトホールディングス株式会社代表取締役社長山内 雅喜Proleやまうち まさき 1961年、長野県出身。1984年、金沢大学文学部卒業、同年ヤマト運輸㈱入社。同社執行役員東京支社長、同社執行役員人事総務部長、ヤマトロジスティクス㈱代表取締役社長、ヤマト運輸㈱代表取締役社長などを歴任。2015年より、ヤマトホールディングス㈱代表取締役社長。ヤマトホールディングス㈱2019年に創業100周年を迎えるヤマト運輸㈱などを傘下に持つヤマトグループの持株会社。現在、ヤマトグループは、宅急便のスピード輸送ネットワークにグループ各社の機能を融合させ、新たな付加価値を提供する「バリュー・ネットワーキング」構想を推進している。2013年に日本最大級の物流ターミナル『羽田クロノゲート』を稼働させた。転校生だから得られたもの 私は菓子メーカーに勤めていた父が転勤族だった関係で、転校の多い子どもでした。高校で長野県に落ち着くまでは、名古屋、東京、長野を計7回も行ったり来たり。子どもなりに新しい学校・社会に適応するため、なるべく率先してクラスメイトに話しかけ、その輪に打ち解けるよう努力しました。その甲斐あってか、いまでも新しい人と接することはとても楽しいですし、「世界にはいろんな人がいる」ということを早いうちから理解できた体験は、社会人になってもプラスに働いていたと思います。ただ、幼馴染だとか故郷とか原風景を聞かれると少し困ってしまいます。「お国はどちら?」「海の幸がおいしいところですね」なんていう楽しげな会話や、マンガ『タッチ』の南ちゃんみたいな異性の幼馴染とか(笑)、やっぱり羨ましいなと思います。 出身大学は金沢大学で、私が入学した当時はキャンパスが金沢城内にあり、雰囲気が素晴らしかった。城という古きもののなかに グローバルビジネススタイル“人との出会い”が、自分を成長させる。転校が多かった山内さん。そこから、“人と出会う”ことの素晴らしさを知った。人との出会いを貴重な機会と捉え、自分が成長できるきっかけと思ってみる。すると、新しい世界が見えてくる。
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