創薬・ライフサイエンス産学連携(オープンイノベーション)公募情報
2022/12/27
公募情報
先端科学・社会共創推進機構(FSSI)から、創薬・ライフサイエンスに関連する産学連携、オープンイノベーションや共同研究公募等の情報をお知らせします。
***各公募先のURL等を必ず確認願います***
●公募予定の共同研究・研究助成
●公募中の共同研究・研究助成
【旭化成ファーマ株式会社】
募集期間:2023年1月5日(木) 14:00~2023年2月9日(木) 17:00
研究費:200万円~2000万円(1件、1年あたり)(間接経費込み、税抜き)
https://www.asahikasei-pharma.co.jp/a-compass/jp/
募集テーマ:1. 自己免疫疾患領域、2. 腎疾患領域、3. 神経変性疾患領域、4. 骨疾患領域、5. 創薬基盤技術、6. 疼痛領域
(具体的な「興味のある研究内容」「条件」などは、公募ページの「募集テーマ」をご覧ください)
●通年
【AMEDが実施する創薬総合支援事業「創薬ブースター」へのシーズ提案】
AMEDの創薬ブースターでは、研究者が保有する医薬品として実用化の可能性が高い創薬シーズを対象にシーズ提案を受け、支援を行っています。
シーズ提案は随時受け付けられており、評価は年に数回まとめて実施されています。
支援の内容、シーズ提案方法についての資料など:https://www.amed.go.jp/program/list/11/02/001_01-01.html
【住友ファーマ株式会社PRISM研究ニーズ提示II型】
募集期間:随時募集(共同研究などが成立した場合、募集テーマが掲載中でも募集が終了している場合有があるため、応募前に住友ファーマ株式会社の以下Webサイトよりお問い合わせください)
https://www.sumitomo-pharma.co.jp/prism/needs2.html
募集テーマ:精神疾患に関連する脳特定部位や神経回路の機能異常を呈する病態モデル動物(22T01)、
AMPA受容体の単一チャネル評価技術(22T02)、発達性てんかん性脳症モデルの中枢神経症状評価(22T03)、
精神神経疾患のワクチンのエピトープ探索に有用な抗原性予測システム(22T04)、
化合物(DSP-A)のタウオパチーにおける神経保護メカニズム解明を通じたin vitroスクリーニング評価系の開発(22T05)、
神経炎症の新規動物モデル及び評価手法(22T06)、脳への高分子デリバリー技術(22T07)、皮膚デリバリー技術(22T08)、
精神神経疾患またはフレイル(身体的、精神的(認知機能低下を含む)、社会的)に関連するデジタルヘルス技術(22T09)、
AI機械学習を用いたタンパク質の配列デザイン及びスクリーニング技術(22T10)、
共溶媒を含む水溶液中における抗体医薬品の物理安定性予測法の開発(22T11)、
がん領域の新規創薬シーズ・コンセプト(22T11)
【ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社】
通年募集(メール)
https://www.bms.com/jp/researchers-and-partners/open-innovation.html
・固形がん、血液疾患、心疾患系疾患、免疫系疾患、線維症、神経疾患
【イーライリリー社】
https://www.lilly.com/partners/scientific-partnering-areas-of-interest
・Deabets, Neurodegeneration, Immunology, Pain, Oncology分野
https://o-fsi.w3.kanazawa-u.ac.jp/news/2017/04/innovation-day-japan.html
●その他の情報
【OUT OF BOX 相談室:研究成果実用化育成支援プログラム】
(毎週金曜日午後 予約制 参加費不要:オンラインまたは日本橋ライフサイエンス
ビルディング10階コミュニケーションラウンジ内)
複数の外資系・内資系製薬企業のライセンス部門や
研究企画担当者から、研究シーズの提案の仕方について面談で
アドバイスをいただける機会も増えてきました。
詳細・予約など:https://www.link-j.org/consultation/
主催:LINK-J(一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン)
--紹介:金沢大学出張「Out of Box 相談室」
2017年8月2日、本学教員の創薬研究テーマについて、外資系製薬企業関係者を中心とする
製薬・医療の専門家が対面で個別にアドバイスする金沢大学出張「Out of Box 相談室」が
LINK-J(一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン)の協力で
初めて開催されました。アドバイスの詳細と、当日の紹介動画を公開します。
https://www.link-j.org/report/post-225.html
https://www.link-j.org/news/post-241.html
【AMEDぷらっと(シーズ・ニーズのマッチングシステム)】
AMEDが新規に開設したWebサイト型のアカデミア発のシーズと
企業のニーズのマッチング支援システムです。
https://www.amed.go.jp/chitekizaisan/amed_plat.html
●(参考)公募が終了した共同研究・研究助成
【アストラゼネカ社 Open Innovation Preclinical Toolbox 期間限定プログラム】
募集期間:2020年5月12日(火)~2020年7月10日(金)
対象:オンコロジー分野
趣旨:特定のOncologyの非臨床研究テーマに関して、提案を国内研究者から募集し、
採用したものについてAZから化合物、研究費用の一部を提供可能とする。
研究費:1件あたり1万~4万米ドルを予定。研究計画に応じてアストラゼネカ海外本社が決定。契約はAZUK対研究機関。
募集テーマ及び詳細:
https://www.astrazeneca.co.jp/content/dam/az-jp/vri/labo/proposals.pdf
オープンイノベーション全体サイト: https://www.astrazeneca.co.jp/vri/labo.html
申請手続きその他問い合わせ先(Open Innovation担当・松本)
biotech.transfer.japan☆astrazeneca.com ※☆を@に変更ください。
【公益財団法人加藤記念バイオサイエンス振興財団の研究助成】
募集期間:2020年7月1日(水)〜2020年9月30日(水)
【合同会社H.U.グループ中央研究所 第⼆回「みらいを加速するH.U.グループ研究公募」】
募集期間:2021年3⽉1⽇〜3⽉15⽇ 17:00
公募サイト:https://www.hugp.com/research_grant/index.html
公募プレスリリース:https://www.hugp.com/resources/file/pdf/20201224_news.pdf
ポスター:こちらをクリック
・募集テーマ︓ 1. AI・医療情報(⼿術/看護/介護含む)、
2. スマートソサエティ(遠隔診断/地域医療連携/PHR含む)、
3. センシング・イメージング技術、
4. 新規技術開発(抗体/素材/検出/バイオマーカー等)、
5. エクソソーム/細胞外⼩胞(EVs)の活⽤(美容/⾷品含む)
※ただし、創薬(治療薬)は除く
・研究費︓最⼤200万円/件 (中間報告結果に基づき、最⼤300万円の追加交付あり)
・採択予定件数:最大8件
・共同研究期間︓共同研究契約書締結から原則1年間
・お問合せ先:hri.open.innovation☆hugp.com または
https://www.hugp.com/research_grant/inquiry.htmlから
※☆を@に変更ください。
【大日本住友製薬(株) PRISM 研究ニーズ提示I型】
募集期間:2021年5月10日(月)10:00~2021年6月30日(水)17:00
https://www.ds-pharma.co.jp/prism/
募集テーマとのマッチング、弊社の創薬研究プロジェクトとのコンフリクト、研究内容の独創性や有用性、研究計画の実現性(PRISMにおける研究期間、必要な研究費など)、産業応用性などを総合的に判断し採択案件を決定
・21N01アンチセンス核酸医薬の創薬標的遺伝子および当該遺伝子評価が可能な病態モデルの構築
・21N02小脳機能を評価するためのバイオマーカー
・21N03非侵襲的なニューロモジュレーションまたはバイオフィードバックなどにより生理現象を制御する医療応用が可能な技術
【小林製薬株式会社 動物モデルを用いた鼻粘膜の研究アイデア】
https://kobayashi.yet2.com/res/innovation-portal/need.jsf?needID=080544
募集期間:2022年6月24日(金)まで
小林製薬は鼻腔を洗浄する鼻うがい製品を製造・販売しており、新製品を継続的に開発すると共に、安全性データの収集にも注力しています。現在はげっ歯類の動物モデルに対して右または左の鼻腔からチューブを通して送液し、反対側の鼻腔を陰圧にして液を回収する方法を採用しています。しかしながら口呼吸ができないげっ歯類は鼻から入った液体が肺に入りやすくなっているようで、連続洗浄時の衰弱により、長期使用による安全性の評価が難しくなっています。そこで動物モデルを扱う幅広い分野の研究者を対象に、本課題の解決策を求めることにしました。
求める技術:
・In vivoで鼻洗浄製品を連続洗浄した際の安全性を評価できる
・洗浄回数としては21回(3回/1日×7日)以上を想定している
・鼻粘膜のバックデータが充実していることから、げっ歯類であると好ましい
・サル・イヌなども対象とするが、扱いが簡便な小動物であるほうが好ましい
・積層培養した鼻腔上皮細胞や粘膜細胞など、in vivoでなくとも鼻腔環境を再現できていれば対象とする
・現時点で評価系として確立されていないアイデアのみの提案も歓迎する
・評価系として確立されていればなおよい
対象とならない技術:In vitroやヒト臨床試験によって評価する技術
【持田製薬株式会社 共同研究公募プログラム「MOIRe」】
https://www.mochida.co.jp/company/rd_openinnovation.html
募集期間:2022年6月1日(水)~2022年7月31日(日)
・研究領域:・難病・希少疾患および難治性疾患
・新規創薬技術
・募集テーマ:・難病・希少疾患および難治性疾患に対する細胞医薬、核酸医薬、遺伝子治療の創薬候補品または創薬標的
・細胞医薬、核酸医薬または遺伝子治療の創薬技術
・研究期間:原則1年
・研究費:最大500万円(税抜き、金額は案件ごとに協議のうえ決定)
・フライヤー:https://www.mochida.co.jp/company/docs/moire_flyer_j.pdf
・応募概要:こちらをクリック(学内からアクセスください)
・お問い合わせ:moire.info☆mochida.co.jp
※☆を@に変更ください。
【第一三共株式会社 TaNeDS(タネデス)】
募集期間:2022年6月1日(水)10:00〜8月1日(月)17:00
https://taneds.daiichisankyo.co.jp
・募集テーマ:創薬技術・DDS・モダリティ等、がん・CNS・希少疾患等
・研究費:総額1000万円まで(間接経費込み)
・フライヤー:こちらをクリック(学内からアクセスください)
【EAファーマ株式会社 創薬研究パートナー募集】
募集期間:2022年6月1日(水)~2022年7月29日(金)17:00
https://www.eapharma.co.jp/openinnovation/program.html
・炎症性腸疾患:Inflammatory bowel disease (IBD)
・非アルコール性脂肪性肝炎:Non-alcoholic steatohepatitis (NASH)
・膵炎:Pancreatitis
※すべての募集案件において、消化器疾患に適応可能であれば他疾患の創薬候補を応用したご提案でもよく、エントリー時点で消化器疾患でのデータはなくても構いません。
【武田薬品工業株式会社 COCKPI-T Funding】
募集期間:2022年6月15日(水)~2022年8月17日(水)17時
https://www.takeda.com/jp/cockpi-t/
・研究課題:疾患領域別研究型およびプラットフォーム研究型の研究(全13課題)に関する新しい創薬アイデア(創薬コンセプト、創薬技術等)
※詳細はWebサイトをご確認ください
・研究費:疾患領域別研究型:間接経費を含め最大1,000万円(相当額)程度
プラットフォーム研究型:間接経費を含め最大500万円(相当額)程度
・研究機関:契約締結日〜2024年3月末日
・お問い合わせ: COCKPI-T Funding事務局(COCKPI-T☆takeda.com)
※☆を@に変更ください。
【小林製薬株式会社】
募集期間:~2022年12月9日(金)
研究費:共同研究もしくは研究委託(1件当たり最大300万円を想定しているが、内容によってはその限りでない)
https://kobayashi.yet2.com/res/innovation-portal/need.jsf?needID=165734
募集テーマ:「肛門周囲の筋線維に対する薬剤の効果を評価する技術」
・In vivoで肛門周囲の筋線維に対する薬剤の効果を評価できる。
・ラットが望ましいが、マウス・モルモット・ウサギでも構わない。
・薬剤を経口および静脈内投与できる。
・痔核を再現できれば望ましいが、他の筋線維を脆弱化したモデルでも痔核に対する効果が説明できれば構わない。
・平滑筋細胞の増殖・分化マーカー評価など、in vitroやex vivoでも肛門周囲の筋線維を再現できていれば対象とするが、結果をもとにin vivoに応用できる事が望ましい。
・評価系として確立されていれば望ましいが、評価系に関する具体的なアイデア(取り組めるもの)があるだけでも構わない。
対象とならない技術:In vitroのみでの評価やヒト臨床試験によって評価する技術
期待するパートナー:・例えば医学・薬学・分子生物学などに属する下記のような研究者からの提案に期待していますが、その限りではありません。
・筋線維の再生・修復研究に深い知見のある研究者
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FSSI問い合わせ先
Email:o-fsi☆adm.kanazawa-u.ac.jp
※☆を@に変更ください。
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