2016.12.12 News

「第13回全国VBLフォーラム」「テクノ愛2016」に参加しました

「第13回全国VBLフォーラム」および「テクノ愛~共催」出張報告

 

2016.11.28.

VBL 産学官地域アドバイザー

粟 正治

 

2016年11月22日(火)~11月23日()、京都工芸繊維大学(第13回全国VBLフォーラム)および京都大学(テクノ愛)に出張させていただきました。

 

1.京都繊維工芸大学(13回全国VBLフォーラム)

講演の中でインパクトのあったのはです。

は、アメリカ「スタンフォード大学」で展開される「エレベーター・ピッチ」を想定したプレゼン手法で

Need 重要な顧客と市場のニーズ

Approach ニーズに応えるための独自の手法

Benefit per Costs メリットと費用対効果

Competition 競合や代替品と比較してどの程度優れているか

は、アメリカ「スタンフォード大学」での学生と凸版チームにて参加したものづくりコンペの事例紹介でした。ここでの強調点は「デザイン思考とデザイン・シンキング」を取り入れたものづくりでした。

私にとっては昨年の金沢大学の教育改革からVBLから提案の単位取得シラバス「実践!アントレプレナー学」の中の新しい講座としてでは鳥谷真佐子先生のアメリカ・スタンフォード大学で学ばれた「エレベーター・ピッチ~N・A・B・C手法」を想定したプレゼン手法を、講座で触れております。では「デザイン思考とデザイン・シンキング」を命題とした山崎一元先生の「実践!デザイン思考」で触れております。

文科省からの参加者の方もものづくりに関してこの考えは省内で盛り上がった議論をしているとのことでした。

いずれも昨年の単位取得講座の「実践!アントレプレナー学」で新しく取り入れた講座であり、この方向性はまちがっていなかったとの思いを裏づけることができました。

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〈プログラム〉

13:00-13:10

【開会挨拶】 古山 正雄(京都工芸繊維大学 学長)

13:10-13:40

【講演会Ⅰ】 橋本 忠朗 氏(米国カリフォルニア州 SixPoint Materials, Inc, CEO/CTO
演題 「日本でいかにベンチャーの起業を増やすか-シックスポイントマテリアルズの事例からの考察-」

13:40-14:10

【講演会Ⅱ】 上田 大助(京都工芸繊維大学 グリーンイノベーションセンター 特任教授/元パナソニック株式会社RD本部 主席技監(先端技術研究所長兼デバイスソリューションセンター所長))

演題「日本の半導体の復活へ向けて-窒化物半導体が拓くパワーエレクトロニクス-」

< 休 憩 >

14:30-15:40

【講演会Ⅲ】 「アントレプレナー教育と社会的課題解決に向けた取組事例」

[14:30-15:00]

門 勇一(京都工芸繊維大学 電気電子工学系 教授/元 NTT マイクロシステムインテグレーション研究所 理事/大阪大学EDGEプログラム事業志向研究デザインプログラム開発責任者)
演題「大学における事業志向研究デザインと実践 -価値創造のフレームワーク-」

[15:00-15:10]

竹本 拓治 氏(福井大学 産学官連携本部 准教授)ワーキング報告
演題「アントレプレナーシップ教科書(中央経済社)の完成、刊行について」

[15:10-15:40]

  ②Sushi Suzuki(京都工芸繊維大学 グローバルエクセレンス 特任准教授/
  元Stanford Univ. ME310 Executive Director
  演題 「ME310/SUGAR: Innovation on a global scale through design thinking

< 休 憩 >

15:50-16:20

【講演会Ⅳ】 坂本 修一 氏(文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長)
演題「今求められる大学発イノベーション」

16:20-16:50

【講演会Ⅴ】 井上 睦子 氏(文部科学省 高等教育局 大学振興課大学改革推進室長)
演題「社会と協働した大学院教育改革の取組と展望」

16:50-17:20

【パネルディスカッション】テーマ「研究成果の社会実装化に向けて(仮)」

パネリスト:

橋本 忠朗 氏|上田 大助 氏|門 勇一 氏|Sushi Suzuki氏|竹本 拓治 氏

17:20-17:30

【閉会挨拶】 森 肇(京都工芸繊維大学 理事・副学長/研究戦略推進本部長)

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2.テクノ愛2016プログラム(第13回全国VBLフォーラム)

発表では高校・高専の発表が彼らもこれくらいできるのかと印象深く感じました。

大学の発表ではU1. 「月升 GESSHO」 京都工芸繊維大学大学院の発表が枡に月を浮かべて酒を浮かべて飲む(癒し)ものがこれまでないとらえ方で斬新でした。(私が酒好きのせい?)

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〈プログラム〉

開会あいさつ 9:15 京都大学産官学連携本部 副本部長 松原英一郎

高校の部(午前) 9:3010:45

H1. 09:30-09:45

「光によるカブの生育促進技術」

青森県立名久井農業高等学校 市沢憲慎、井戸上真衣、坂野友祐、久保沢翔太、福田将大

H2. 09:45-10:00

「電力未供給地域に適応したリサイクル発電材料の開発」

米子工業高等専門学校 岡あまね、木内亜美

H3. 10:00-10:15

「カキ殻を用いた遮熱塗料の開発」

広島大学附属高等学校 科学研究班(梶江亜未、太田穂南、松林可那子)

H4. 10:15-10:30

「つり革でスマホの充電」

祐誠高等学校 中司雄大

H5. 10:30-10:45

「外部からの電力供給を必要としない次世代の超小型モータ」

大学の部(午前) 1055 1210

U1. 10:55-11:10

「月升 GESSHO

京都工芸繊維大学大学院 関みさき、中野圭、塚本カイノ、YANG QIYUPHAM TRUONG HONG NGAN

U2. 11:10-11:25

「ハシリヤ HASHIRIYA

京都工芸繊維大学大学院 樋口葉介、古橋翔吾、石河泰治朗、小坂諒

U3. 11:25-11:40

「卵殻膜の「守る」機能で色素増感太陽電池を改良する」

米子工業高等専門学校 田原早央莉、前田千澄

U4. 11:40-11:55

「sendo. ~お祝いのお金で買った物を大切に~」

京都工芸繊維大学大学院 廣田敦士、小川晶弘、昌元詩織、高橋祐貴

U5. 11:55-12:10

ZOK2(ゾクゾク)ホームシアター用心拍増減共有器」

京都工芸繊維大学大学院 中田悠理、浜野雅史、末次雄介、石田央一

高校の部(午後) 1300 1400

H6. 13:00-13:15

「植物切片の褐変を用いた化粧品の評価方法~人体を用いないUV保護評価法開発を目指して~」

米子工業高等専門学校 村田陵河、中島邑杜、秋山立樹

H7. 13:15-13:30

「ディンプルによる風力発電機の性能向上」

福岡県立香住丘高等学校 長﨑秀斗、谷原空、樋口聖弥、坂本茜

H8. 13:30-13:45

「サラダふき」

青森県立名久井農業高等学校 福田将大、井戸上真衣、坂野友祐、久保沢翔太、市沢憲慎


H9. 13:45-14:00

「モスキールタイル」

和歌山工業高等専門学校 岡田卓真、中村京香、塩崎悠菜、酒井麻佑

大学の部(午後) 1410 1510

U6. 14:10-14:25

「「ゆび子」にとまれ~約束を豊かにする未来の指~」

京都工芸繊維大学大学院 高井利将、宇都宮里梨子、中村夏海、福田遼、吉田真保子

U7. 14:25-14:40

「持続可能な食の生産消費を~Food Scanner2000を添えて」

首都大学東京大学院 中村芽莉、佐藤陽太郎、Paolo Nicolo C. Perez、童馨、徐航、 Abbas Mannan
 Jhabuawala
Mohamed Rashid AL Ghailani Sarah Strugnell

U8. 14:40-14:55

「目がダメなら手を使おう!~触覚データから画像認識性能を向上させる方法~」

京都産業大学 石橋陽一

U9.14:55-15:10

「プレミー 小さくなる体験 ~play minimum~

京都工芸繊維大学大学院 保澤志帆、飯田真彩、西關勇貴、東翔大、吉崎美紗

特別講演 15201620

演題「アイディアを実現すること-アントレプレナーシップを学ぶことの意義 とは?」 京都工芸繊維大学大学戦略推進機構特任准教授 津吹達也 氏

表彰・交流会 16:30-18:00 16:30-17:10

交流会 17:15-18:00

表彰・講評 閉会あいさつ 1800

公益財団法人京都技術科学センター 理事長 宇山親雄

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以上

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