2018.08.20 News
2018.08.20 News
平成30年8月20日
各位
金沢大学先端科学・イノベーション推進機構
ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー長
金沢大学先端科学・イノベーション推進機構 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー博士研究員の公募について
記
1.職種
博士研究員(パートタイム職員)
2.所属
金沢大学先端科学・イノベーション推進機構 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(以下「VBL」という。)
3.募集の背景
VBLは,若手研究者等の知的活力を最大限に活用し,ベンチャー・ビジネスの萌芽となるべき独創的な研究開発の推進と高度専門的職業能力を持つ創造的な人材の育成を目的とする施設である。VBLにおけるプロジェクト研究推進並びにベンチャー起業化及び事業化のため,当該研究に従事する博士研究員を募集する。
4.プロジェクト研究の説明等
〔概要〕
自動車産業を中心とした機械金属部品の耐久性保障技術として、X線応力測定装置を現状の10倍以上小型化し、かつ、数100倍高速化する装置を研究開発する。これにより、製造ラインでの全数検査を実現し、将来的にはトレーサビリティの実現も目指す。この目的のため、データ解析理論として二次元X線回折データの解析理論面、及び、二次元X線検出技術、小型X線発生機構、これらを一括管理するロボットアームを用いた制御機構等のハードウエア面を併せて開発して行く。また、種々の熱処理や機械加工を受けた部品や、複雑な曲面部、鋼、ステンレス鋼、チタン合金、アルミニウム合金等に対する測定ノウハウを蓄積し、ハード、ソフトの両面からユーザーフレンドリーな計測システムを提供可能にして行く。この目的のため、X線応力測定技術に関するこれまでの経験を基礎として、最新の半導体X線検出技術を専門とした博士研究員との共同研究を行っていく。この研究開発により、半導体検出器技術と機械金属工学に長けた独創的人材の育成にもつなげていく。現在、科研、及び、複数の企業との共同研究がスタート中である。
〔業務内容〕
主として以下の事項について担当する。
①超高速X線残留応力測定装置、及び、測定装置に用いる二次元半導体検出器に関する試作、改良、及び、測定精度・速度向上に向けた研究開発
②試作機の性能評価、検証等
③協力企業への測定装置試用・試験に関する専門的技術の支援
〔研究分野〕
大分類: 機械工学
小分類: 材料力学
〔研究分野〕
大分類: 機械工学
小分類: トライボロジー
5.募集人員
VBLにおいて,同時に募集する8個のプロジェクト(本プロジェクトを含む)において,1プロジェクト1名以内かつ合計3名以内
6.応募資格
①基礎・応用両分野において,ベンチャー・ビジネスへの展望が明確であること。
②博士の学位を有する者,または平成31年3月31日までに博士の学位を取得見込みの者。ただし,採用の時点で,大学院生,研究生等で教育及び研究指導を受けているものは除く。理学系の研究分野で半導体検出器およびその読出系に関する研究実績があることが望ましい。
7.勤務形態等
勤務時間:週30時間
給与等の待遇は金沢大学非常勤職員就業規則及び金沢大学非常勤職員給与規程による。
URL:http://www.kanazawa-u.ac.jp/university/jyouhoukoukai/soshiki
8.勤務地
石川県金沢市
9.雇用期間等
年度単位の雇用。雇用期間は最長で雇用した日の属する年度から3年目の年度末まで。
(ただし,年度ごとに審査(別紙判断基準参照)のうえ,雇用期間延長の可否を決定する。また,雇用期間満了前にプロジェクトの終了日が到来する場合はその日までとする。)
10.募集締切日
平成30年10月1日(月)必着
11.採用予定日
平成31年4月1日
12.応募書類
①博士研究員応募に関する調書(別紙1)
https://o-fsi.w3.kanazawa-u.ac.jp/news/vbl/update/vbl-chousyo-h30.8.docx
②履歴書(顔写真要)(様式任意)
③博士研究員推薦書(別紙2)
https://o-fsi.w3.kanazawa-u.ac.jp/pdf/vbl/vbl-suisen-h27.6.docx
④研究業績(様式任意)
13.応募書類提出先
〒920-1192石川県金沢市角間町
金沢大学 研究推進部産学連携課 「VBL博士研究員 採用担当者」 あて
応募書類は郵便書留とし,封筒には「VBL博士研究員応募書類在中」と朱書きすること。 なお、応募書類は当方にて個人情報に留意して破棄し,返却はしない。
14.応募方法
①応募希望者は、平成30年9月10日(月)までに以下問合せ先プロジェクト責任者に電子メールで応募希望の旨を連絡してください。
②プロジェクト責任者と相互にプロジェクト研究遂行等について、理解、合意をしていただきます。
(必要に応じて履歴書、研究業績等の資料をプロジェクト責任者へ提示してください。また,プロジェクト責任者が必要に応じて面談等を行う場合がありますが、旅費等は自己負担となります。)
③プロジェクト責任者の了解が得られれば、プロジェクト責任者に博士研究員推薦書(別紙2)を作成してもらってください。
④①~③完了後,応募書類を上記応募書類提出先に締切日までに郵送してください。
15.問合せ先プロジェクト責任者
金沢大学・人間社会研究域人間科学系・教授・佐々木敏彦
TEL:076-264-5593、E-MAIL:sasakit@staff.kanazawa-u.ac.jp
16.選考
金沢大学先端科学・イノベーション推進機構施設委員会において審査の上,同機構において決定します。結果は書面により通知します。