111.自業から事業へ
2016年8月5日に神奈川県川崎市にて「かながわシニア起業セミナー」(以下セミナーと略する)、2016年9月2日から12月16日にかけて相模大野で「かながわシニア起業 スクール」(以下スクールと略する)に出席しました。
講師は銀座セカンドライフ株式会社の代表取締役 片桐 実央 氏でした。祖母の介護をきっかけに「ゆる起業Ⓡ」を支援する銀座セカンドライフ株式会社を 2008年7月に設立し、起業支援サービスを含んだレンタルオフィス「アントレサロン」の運営、創業セミナーの講演を数多くこなされている方です。
シニア起業セミナーが対象としているのは起業に関心があり第2の人生の選択肢として起業を視野に入れている人、定年前に起業して、定年に関係なくできる ビジネスを軌道に乗せたい人、退職後、自分のペースで仕事をしたいと思い起業のために必要な知識を身につけたい人で、神奈川県を拠点とした起業を考えている人です。
一方スクールはセミナーを受講し、起業してみたいと考えている人の事業計画書を作成するコースです。
私の出席目的は「自業の夢を描く」で述べた自業家(自分のやりたいこと、生きがいで稼ぐビジネス)を養成するグループの事業業計画書をつくることでした。9)
今回はセミナーでの起業の動機付けや、スクールでの起業に至るまでの準備の進め方や手続き内容、さらにはノウハウ資料の作り方等学ぶことが多かったので、そこに焦点を当てて報告させて頂きます。
セミナーの内容は、以下の4つでした。
2014年度版中小企業白書によると起業時の平均年齢は41.7歳であるが最近は50歳以上の企業希望者及び企業社の割合は増えてきており2012年には44.7%となっている。
また日本政策金融公庫の「シニア起業家の開業~2012年度 新規改行実態調査」では以下のようなことが報告されている。
1.開業直前にマネジメントに携わっていた人の割合が高い。
シニア起業家には、①開業直前の勤務先でマネジメントに携わっていた人の割合が高い、②開業直前に規模が大きい企業に勤務していた人の割合が高い、 ③大学卒の割合が高い、という特徴がある。また、自宅を所有しており住宅ローンもすでに終えている人や、年金など事業以外からの収入を有している人が多い。
2.長い経験を活用した開業がある一方、未経験分野での開業もみられる。
シニア起業家の起業経験年数(現在の事業に関連する仕事の経験年数)の平均は長く、分布をみても「30年以上」の割合が高い。未経験分野の起業もあるが、経験を活かした起業は全体の76.7%であり、未経験の約3倍である。
3.「できるだけ多くの収入を得たい」と思っていれる人は少ない。
55歳以上のシニア起業者の企業の動機は仕事の経験・知識や資格を活かしたかったが51.1%、社会に役に立つ仕事がしたかったが36.1%、年齢や性別に関係なく仕事が したかったが36.2%で、それ以下の年代の人たちに比べると多くなっている。一方、シニア起業家の収入に対する考え方をみると、他の年齢層と比べて「家計を 維持できるだけの収入があれば十分だ」(64.9%)が多く、「できるだけ多くの収入を得たい」(26.6%)が少ない。
4.黒字基調の割合は低い。
シニア起業家の半数以上は黒字基調だが、他の年齢層と比べてその割合は低い。開業前に予想していた月商を達成したという割合も低い。
以上をまとめると「経験・人脈をいかし、ローリスクでやりがいのある、長く続けられる仕事」を選んでいることが、セカンドライフ起業の特徴であり、成功要因である。
また同じシニア層の起業といっても定年前の50代で起業を考えるきっかけとなるのは ①自分の先行きが見えてきた(これ以上の出世・や収入は望めない)、 ②退職後いっきに収入なしになるのは不安である、③自分のやりたいことと今の仕事は合わない、④といっても定年後の再就職が難しいと考えた時である。
一方、定年後の60代で起業を考えるきっかけは ①定年後社会とのつながりが欲しい、②長年温めてきたアイデアを具体化したい、 ③体力もあるし年金+αの収入を確保したい、④共通の仲聞が欲しい、⑤居場所を確保したいという時である。
どちらにも共通していることは「やりがい」を重視し、ご自身の経験やアイデアを基に身の丈にあった起業を目指している方が多いということである。「将来的に株式公開を目指す」とか「従業員を雇って事業拡大にまい進する」 といつたように、 ガツガツ、バリバリ働くのではなく目の届く範囲で、大きなリスクを負わずに、やりがいを感じられる仕事を楽しむ傾向が見られ、一人で起業をする方が大半との説明があった。
そして最後に「シニア起業家の落とし穴」としてシニア起業家は次の項目には注意を払ってださい とのお話でしたであった。
1.現役時代のつてをあてにしすぎない。
2.横栖な態度を取らない。
3.前職の会社名や役職を名刺に書かない。
4.市場詞査抜きの、過度の自信は禁物(特に競合他社の調査は充分やること)。
5.過去の成功体験に固執しすぎない(特に注意してください)。
6.初期投資をかけ過ぎない(事業計画は適宜修正すること)。
7.人に相談する。
過去に企業に勤めていた時にマネージャーをやっていたシニア起業家が多いことを考えると、ついつい自分の所属していた企業の名前を使って行っていた時代の仕事のやり方を起業の時にも使ってしまうということのようだ。企業ブランドや企業内常識(部下や関連組織に依頼して出来たことも自分の能力のように考えてしまう) に頼るような仕事の仕方をしないでくださいということだ。何しろ自分個人の能力もしくは起業チームの能力以外には何もないのが起業家なのですから。
これらのお話の詳細は片桐氏著作の「ゆる起業」の 第2章「ゆる起業」―シニア起業の特徴 に書かれている。さらに詳しくお知りになりたい方はそちらをご参照。2)
これはどんな分野で起業するかについてのお話です。総務省「平成24年度就業構造基本調査」によるとサービス業が最も多く職歴を生かした経営コンサルタントや 営業代行である。3)
アイデア発掘にはたとえば図1にあるようにできること、やりたいこと、儲かることを書き出し、これら3つの円の重なる仕事を選ぶのはどうだろうかとの提案であった。
1.できること
得意分野もしくは強みと思うことをいくつか上げて、その各々について、特A:外売可能 A:強力に推進 B:得意だがニーズが低い C:やや陳腐といった評価をする。 その結果Cと評価されるようなことは、これから起業していく人には役立つとは思えないので、得意分野から外す。何度も見直し、特AもしくはAとなる部分を選び出す。
2.やりたいこと
自分の好きなこと、周囲から歓迎されること、抱いていた夢、得意だったこと、もしくは周囲から褒められたことやってみたいこと、ボランティア活動、趣味、スポーツ、 その他に分けて具体的に思いつくことをどんどん書きだす。できれば何年後に実現したいかも書き込んでよい。自分の好きなことが思いつかないときは 自分のやりたくないことを考えて、その反対を挙げてみる方法を提案された。
3.お金になること
世間で言われてお金になりそうなビジネスを参考に1.2.に絡みそうなビジネスのイメージを書き出して置くことを推奨。
このアイデア発掘の3つの円は、私が「自業家思考図」で提案している図2「自業の狙い(記入例)」の4つの楕円(切り口)とよく似ている。4つの楕円(切り口)を図1の3つの切り口と対応させると1.仕組、2.仕掛、 3-1価値、3-2時間の4つです。3の時間の部分が顧客への価値提供と そのために必要な時間に分かれていることを除けばほぼ同じである。
つぎに単にアイデアであったものをビジネスプランに変えていきます(具体化)。その上で、次の4つの項目を検討して行くのも一つの方法である。
1.事業内容を考える。
2.事業環境を考える。
3.ターゲットを絞り込む
4.商品サービスの内容を決定する
セミナーでは、具体化に当たって、各案を評価する時にビジネスエリアでよく知られているSWOT(Strengths,Weaknesses,Opportunities, and Threats)を 作成する方法をご説明いただいた。
こうして、作成を続けていくと、このシリーズの「 自業の夢を描く」で解説した図3のような「自業モデル」が完成する。9)
こうしてつくられたビジネスプラン(自業モデル)が完成したらいよいよ起業の準備だ。これらは、このあとに続く「スクール」で行う内容だ。
1.事前準備を行う。
必要なものを明確にする
必要な資格
関係法案のチェック
2.資金・収支計画を考える。
起業資金を調達するために以下の項目を検討する
自己資金
融資
助成金
ベンチャーキャピタル
クラウドファウンディング
3.事業計画書をつくる。
日本政策金融公庫の国民生活事業の場合の事業計画書と記入事例サンプルをいただきこのようなものを作成するとの話であった。
起業体制を検討する
必要なものは
4.いよいよ起業。
その後地域で活躍されている株式会社ソーシャルウィル 代表取締役 平山 雄三 氏と株式会社Triple Win 代表取締役 朝倉 博行 氏の二人起業家の体験談を お話いただき、参加者は大いに夢を膨らませた。
最後に個別の相談にお答えする時間が設けられていた。
このようにして「セミナー」で動機付けが完了後、第2弾の起業に必要な心構えや基礎知識、ビジネスプラン作成のコツなどを6日間で学ぶ「シニア起業スクール」の 募集が行なわれた。「起業セミナー」の方は1回で無料だったが、この6回のスクールもわずか3000円で破格の安さであった。私はほかのスケジュールと重なりが少なく、時間と費用の節約が可能な、家から最も近い相模大野で開催されたスクールを選んだ。
スクールのはじめに配布された資料「神奈川シニア起業ハンドブック」(以下ハンドブックと記す)は次のような章立てのA4約80ページの資料であった。
1章 シニア起業の特徴
2章 起業に向けた準備
3章 事業計画編
4章 販路拡大編
5章 資金調達編
6章 神奈川県の創業・起業にかかわる支援制度
資料の詳細な目次を知りたい方は10)をご参照。たとえばハンドブック 第4章 販路拡大編では「お客様をイメージする、ライバルを調べる、 売り方や価格を決める、名刺・チラシ・会社案内を作成する、ホームページを作成する、ニュースレリース作成法、商標、事業の形態を決める、 事業を聞始するための手続、事業承継で始める方法」といったように節まで記述してある。この目次を見るだけでも、書かれている内容が想像できる。
節では不十分だ、内容そのものについてご興味のあるという方は「あおもりシニア起業ハンドブック」を参考。こちらはハンドブックそのものがHPに掲載されている。 ただし、上記の 第6章「神奈川県」の部分が「青森県」になるのは当然として、少しコンパクトになっているため各々の章の内容は異るが、基本的なところはほぼ同じである。4)
講師の片桐氏著作の「ゆる起業」は参考になることはもちろんであるが、2)他にも日本政策金融公庫の「創業の手引き」がHPよりダウンロードできる。 5)
また、以前「起業の計画」6)で 紹介した中小企業庁のHPからダウンロード出来る「夢を実現する創業」は平成28年度版が出されている。7)
その他にも神奈川県産業労働局 中小企業部中小企業支援課の発行する「創業者、中小企業者のための支援施策活用ガイド」もいただいた。 8)参考資料はいろいろなところにあることが分かった。
こうして始まったスクールでは上記の「ハンドブック」を中心にお話が進められた。ただし、上記資料の第1章のシニア起業の特徴と第2章起業に向けた準備は 「かながわシニア起業セミナー」でお話を頂いたこととほぼ同じため、時間はとっていない。セミナー終了時に、スクールに出席するために自分のケースについて まとめておくこととなっていました。スクールでは下記のように第3章から始まり第5章までを6回に分け進められた。
第1回「ビジネスプランを磨こう!事業計画書作成」(2016/09/02)
・起業アイデアの発掘法/事業承継を意識した計画策定。
・事業計画書の書き方・ポイント。
・利益計画や資金繰表の書き方。
・事業計画書作成の上で大切なところ。
第2回「売れる仕組みづくりと集客法を学ぼう」(2016/09/23)
・販売方法の検討、購入プロセスの確認。
・紙媒体・Webツール活用など。
第3回「組織形態の選択法と自社ブランディング向上」(2016/10/14)
・個人開業と法人設立の選択法。
・法人組織形態の違い。
・商法の活用法。
・ニュースリリースとその活用法。
第4回「資金調達と必要な会計知識」(2016/11/04)
・融資と助成金の違いとその使い分け。
・補助金・助成金の各種紹介。
・会社経営に必要な会計税務。
第5回「夢を現実に。ビジネスプランの発表」(2016/11/25)
・ビジネスプランの発表を通してブラッシュアップを目指す。
第6回「交流会」の開催(2016/12/16)
・実際に活動している起業家と交流。
・事業計画書提出。
スクールの予習は不要だったが、各回のお話をお聞きしたあと、自分の場合はどうなるかを纏めた。(復習の時間に自分のケースを題材に資料を作成するという方法)。 こうして作られた自分の資料をもとに、第5回に出席者各自がやりたい起業ビジネスの概要を発表(1人3分のスピーチ)。これにより出席者は講師や他の出席者の コメントや感じたことを知ることができた。第6回には第5囘のコメントも考慮して修正した事業計画書をコンテストに出す原稿として提出した。
私の計画していた「自業塾」は、現在、試行は始めているがまだアイデア段階でありビジネスプランの域に達しなかった。誰が顧客で、どれくらいの顧客が 期待できるか、どれくらいの費用なら参加頂けるかなどが設定できず、事業規模や収入設定はできなかった。残念ながら必要なところのいくつかを記入できないままの 形ばかりの事業計画書の提出となった。
起業スクールを一度経験しておけば、後ほど起業したいとなった時に時に「ハンドブック」はもちろんのこと、「実践!ゆる起業」のような市販本、 日本政策金融公庫のHP、都道府県のHP、中小企業庁のHP等を参照して見直し、とりあえず作成していた事業計画を参考に再作成していけば何とかなりそうです。
今回セミナーとスクールでは、満足の行く事業計画書作成とまではいきませんでしたが、自分自身を素材として事業計画書を作成することは充分楽しめた。
印象に残ったことは3つ。
1つは、セミナーでの「起業家の落とし穴」でこれは起業とは生き様を変えることである。
2つめはシニア起業スクールで使用された「ハンドブック」の構成内容で、役に立つプレゼン・説明の裏には体系化された資料が必要であるという以下のような体験であった。たとえば「ハンドブック」は「セミナー」と「スクール」の両方をカバーしている1冊の本である。 このためにシニア起業スクールの中で、シニア起業セミナーで学んだ資料も容易に参照できた。通常セミナーやスクールに参加しても規模が小さければ、講師の プレゼン資料のコピーがもらえることもあるが、そうでなければプレゼン資料はもらえない。さらにどちらの場合も説明内容は記憶の中にしか残りません。 何とか残そうと思ってメモを取っていると説明を聞き逃します。ところが今回のスクールでは基本的にはハンドブック中にある図や説明を使って説明(プレゼン)が なされました。というよりプレゼン資料に説明を追加してハンドブックを作成したのかもしれない。そのためスクール終了後も基本的なこと見直すときに使える。 その上お話の中ではちょっとした失敗の原因の解説など、書籍として書くのもはばかれるような事柄も多く聞いたが、そのようなお話のうち自分が重要と思ったことは、ハンドブックの関連しそうな項目のところに、鉛筆で書きこむことができた。こうして記入しておけば後で見直した時に容易に思い出すことがでる。 この方法は、新時代の動向を説明するような臨機応変の対応が必要な話題や講師が複数いるオムニバス方式では採用が難しいかもしれませんが、事業計画書の作成のようにある程度定型的なものの説明を行うときには有効だ。
顧客の違いに対応する方法の一つは、日本政策金融公庫の「創業の手引き」で基本的なことを飲食業用の「創業の手引き+」には飲食業特有の情報を、 美容業向け「創業の手引き+」には美容業特有の情報を載せる方法だ。5)この方法なら基本的なルールは「自業塾」にまとめておき、具体的なところは 「学生+自業塾」「働き盛り+自業塾」「専業主婦+自業塾」といった具合に各種の「+自業塾」として展開することも可能とのヒントを頂いた。ホームページや eBookでの資料の提供が可能な時代に有効な資料作成方法である。
3つめは、起業行動(自業から事業に持っていく)の一番大切なことは「スクールで聞いたことの実施」ですが、それまでは「セミナーでお聞きした内容も参考に自業活動は楽しめそう」です(ただ余り長い間自業を楽しんでいると起業のチャンスを逃します)。
注1)
「シニア起業家の開業~2012年度「新規開業実態調査」は以下のHPを参照してください。https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_121225_1.pdf
注2)
片岡実央 「実践!ゆる起業」2014 同文舘
注3)
総務省 「平成24年度就業構造基本調査」就業構造基本調査は,全国及び地域別の就業・不就業の実態を明らかにする調査です。調査の結果は,国や都道府県などの 雇用政策,経済政策など各種行政施策の基礎資料として利用されます。www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/
注4)
青森県発行の「あおもりシニア起業ハンドブック」http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/shoko/chiikisangyo/files/senior-handbook.pdf
注5)
日本政策金融公庫 「創業の手引き」https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/pdf/sougyou_tebiki_160916.pdf 美容業用の補足は 創業の手引き+美容業https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/pdf/sougyou_tebiki_biyou160916.pdf 飲食業用の補足は 創業の手引き+飲食業ttps://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/pdf/sougyou_tebiki_insyoku160916.pdf
注6)
瀬領浩一 2007「起業の計画」 金沢大学VBL支援情報
https://o-fsi.w3.kanazawa-u.ac.jp/about/vbl/vbl6/post/010.html
注7)
中小企業庁HPより 平成28年度夢を実現する創業がダウンロードできます。http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/pamphlet/2016/
注8)
「創業者、中小企業者のための支援施策活用ガイド」www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/1044806_3483479_misc.pdf
注9)
瀬領浩一 2015 「自業の夢を描く」 金沢大学VBL支援情報
https://o-fsi.w3.kanazawa-u.ac.jp/about/vbl/vbl6/post/100.html
注10)
配布された資料の詳細な目次は次の通りです。
1章 シニア起業の特徴
1-1 セカンドライフでの起業の道
1-2 シニア起業の特徴
1-3 シニア起業の落とし穴
1-4 最近の起業動向
1-5 起業の夕イプ
1-6 起業の成功事例・失敗事例
コラム シ二ア起業の先進事例①
2章 起業に向けた準備
2-1 定年後のライフプランを設計する
2-2 3つの円で起業分野を決める
2-3 3つの円―やりがい発⾒法
2-4 3つの円―得意分野の発⾒法
2-5 3つの円―市場性を確認する
2-6 ピジネスプランを組み立てる
コラム シ二ア起業の先進事例②
3章 事業計画編
3-1 事業計画書を活⽤する
3-2 事業計画書フォーマッ卜
3-3 事業計画書の書き⽅
3-4 利益計画の立て⽅
3-5 収⽀計画の立て⽅
コ ラム シ⼆ア起業の先進事例③
4章 販路拡⼤編
4-1 お客様をイメージする
4-2 ライバルを調べる
4-3 売り⽅や価格を決める
4-4 名刺・チラシ・会社案内を作成する
4-5 ホームページを作成する
4-6 ニユースレリース作成法
4-7 商標 4-8 事業の形態を決める
4-9 事業を聞始するための⼿続
4-10 事業承継で始める方法
コラム シ二ア起業の先進事例④
5章 資金調達編
5-1 起業資金を計算する
5-2 融資と補助金・助成金の違い
5-3 融資を活用する
5-4 補助・助成制度を活用する
5-5 クラウドファンディングを活用する
5-6 会社経営に必要な会計税務
コラム シ二ア起業の先進事例⑤
6章 神奈川県の創業・起業にかかわる⽀援制度
6-1 神奈川県の取組み
6-2 公益財団法⼈神奈川産業振興センターの取組
6-3 神奈川県事業引継ぎ⽀援センターの取組み
6-4 日本政策⾦融公庫横浜⽀店国⺠生活事業の取組み
6-5 神奈川県中⼩企業団体中央会の取組み
6-6 国の取組
6-7 問い合わせ窓口一覧
コラム シ二ア起業の先進事例⑥
付録
2017/2/8 文責 瀬領浩一