能登未来社会SDGs研究部門

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4月23日(土)32回「耕す会」能登は大気汚染の超高感度センサー?:PM2.5と温暖化の微妙な関係

日時:令和4年4月23日(土)14:00〜15:00  (発表30分、質疑・ディスカッション30分)

場所:能登学舎3階講義室・  Zoomオンラインシステム(

発表者:松木 篤 (金沢大学環日本海域環境研究センター准教授)

概要:

能登半島の先端は周りを海に囲まれ、近隣に大きな汚染源がないことから基本的に空気がキレイな地域です。大陸から偏西風によって長距離輸送される汚染物質のかすかな変化も敏感に検出できる特徴があります。この地の利を活かして、金沢大学では能登学舎の一角をお借りして、国内外の研究者と協力しながら大気汚染物質を観測する活動を継続しています。2008年に能登大気観測スーパーサイト構想がスタートし、その後も地道に装置などを持ち込んで、今では文部科学省が認定する「越境汚染に伴う環境変動に関する国際共同研究拠点」の一角を担っています。健康影響の側面から取り沙汰されることの多いPM2.5ですが、地球温暖化との意外な関係についてご紹介させていただきます。

主催:金沢大学能登里山里海SDGs研究部門(珠洲市)

共催:能登SDGsラボ    

関心ある方は以下の連絡先まで問い合わせください。

電話:0768-88-2568

suker@staff.kanazawa-u.ac.jp