8月10日(土)、金沢大学の学生とSDGsマイスタープログラム受講者が中能登町・七尾市で、「能登の里山里海」の生業を学習しました。
中能登町春木地区では、トキの生態とそれを支える農地開発の現状に触れました。放鳥に向けて特別な農地環境が必要ですが、収穫量減少という課題が同時に発生します。
環境を整え、トキを迎えるだけではなく循環を考えた未来思考が非常に勉強になりました。
2地域目では、和倉温泉と七尾市のリーダーシップが街づくりに果たす役割を学びました。震災復興と未来のビジョンについて、リーダーたちの現実的な取り組みを共有していただきました。印象的だったのは「失敗は誰が決めるか。」に対しての答えでした。他人が決めることではなく、自分が決めることというのが心に響きました。
持続的な能登の里山里海のために何ができるか、引き続き考え・動いていきたいと思います。
(2024年度能登里山里海SDGsマイスタープログラム受講生:鷲尾 沙緒里)