能登里山里海SDGsマイスタープログラムの修了生、小澤善昭さん(石川県七尾市、2023年度修了生)が、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第11回選定)の有識者懇談会において、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良事例の個人部門に選定されました。12月17日には選定証授与式が開催され、また今後、総理大臣官邸において交流会も開催される予定です。
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」特設Webサイト:https://www.discovermuranotakara.com/sentei/
能登⾥⼭⾥海総合コーディネーターを⽬指している小澤善昭さんは、11年前にシステムエンジニアを退職し新規就農した⽔稲農家です。システムエンジニアの経歴を活⽤し、農業とIT/ICTとのイノベーションの可能性を模索しています。
また、タイやカンボジアで営農指導や情報交換をおこない、東南アジアでのビジネス展開に向けて交流しています。⼩規模⽔稲農家の持続可能性や農業の栽培技術・ノウハウ等を論⽂にまとめるべく、多様な人とのつながりを構築しています。
タイ・バンコクでの農作業の様子(画像:本人提供)
小澤さんは国内⽶の各種コンテストに積極的に出品し、複数の表彰を受賞もしており、今後も持ち前のバイタリティーを発揮しさらなる活躍を期待しています。
(金沢大学能登学舎・山下)