去る12月12日、珠洲市 野々江町にある石川県立 飯田高等学校の授業 「総合的な探究の時間」 に能登学舎・山下が参加し、生徒が行う郷土史調査に協力しました。
飯田高校では、2016年から当該教科を 「ゆめかな」(夢を叶えるんだ!の略語)と命名し、生徒の皆さんは活発に町へ出て活動し、課題発見力、情報活用力、コミュニケーション力等を養っています。なかには、アントレプレナーシップを身につけ、起業した生徒もいます。
飯田高校 「ゆめかな」 活動:
https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/iidaxh/wysiwyg/file/download/1/4149
今年度は全39グループに分かれてスポーツ、里山里海、地域の祭り、ものづくり、防災などのほか、多種多様かつユニークなテーマで探究活動をおこなっています。能登学舎では例年、珠洲市や地域の方々とともに当該授業へ参加し、各教室を回って生徒たちとコミュニケーションを取りながら学習をサポートしています。今回は、珠洲市宝立町にある谷崎地区の歴史に関する情報を十分に得られずにいた生徒に対し、珠洲市民図書館が収蔵している郷土史料に残っていた記録を入手してみるよう助言しました。
引き続き、来年2月の成果発表会に向けて協力していくと共に、これからの能登の復興と発展を担っていく人材を育成する観点からも、さまざまな機会を捉えて関わっていきたいと考えています。
(金沢大学 能登学舎 山下)