金沢大学能登学舎

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新春準備・餅つきが行われました

 2024年の12月。年末差し迫ってくると、各地でお正月の用意が始まります。

 能登学舎の1階に事務局をおく「NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海」では毎年12月に、活動地の水田等から収穫したお米を使って餅つきを行っています。会員の皆さんが各自、お使いになる餅を持ち帰るほか、当日は参加者全員でふるまい餅を味わいます。今回、能登学舎からは中村が参加させて頂きました。

 皆さんの分をつきますので、何回も繰り返し交代でついていきます。

 お雑煮等に使う<丸餅>、かき餅やお鍋に入れる<のし餅>、さらにバリエーションで<豆入り餅>・・・などいろいろ作り分けて用意します。

 参加者が協力し、総出で行う楽しい作業。「もういくつ寝ると・・」と楽しみに過ごす年の暮れ。この頃になると小学校や集会所などに集まって各地で餅つきを行うそうです。

 当日のふるまい餅はお雑煮のほか、あんこ、きなこ、黒ごま、からみ餅にして頂きました。つきたての餅は格別です。

 2024年は地震の影響で作付けができない畑や水田も多くありました。春に向け整備を行って何とか作ることのできた農地もありました。さらに、収穫時期には奥能登豪雨に見舞われ、さらに被害を受けてしまった農地も多くありました。NPO法人おらっちゃの里山里海の活動地でも、大きく影響を受けながらも、いろいろ工夫されて今年の活動を継続されてきたそうです。

 お米(など)を育て、収穫し、頂くことのできるありがたさを改めて感じる一日となりました。

 いろいろとありすぎるくらいあったこの一年ですが

みなさま、おだやかなよい年をお迎え頂き ご家族とゆっくり過ごして頂けたら、と願います。

 2024年 1年間ありがとうございました!

(文責 金沢大学 中村華子)