2024年度の能登里山里海SDGsマイスタープログラムの講義が、12月21日に年内最後の回を迎えました。この日は2月22日に予定されている成果発表会に向けた修了レポート作成のための講義が行われ、今回は受講生のうち7名がそれぞれのテーマや方向性を発表。受講生同士で意見交換を行い、今後のレポート作成に向けた貴重なフィードバックを得ました。
レポートのテーマは自由ですが、「能登の復興、再興、振興」を視点に盛り込むことが求められており、受講生たちは今年度の授業全体の学びを反映した内容をまとめることになります。
今年度のプログラムでは、初めてアートとの融合を図るゼミ形式の取り組みが実施され、4グループに分かれて9月から活動を展開。12月7日には能登里山里海学会でゼミの報告発表も行われるなど、多岐にわたる活動が行われました。このため、受講生たちはこれらの内容を踏まえた充実したレポート作成が求められます。
また、講義の後半では篠田教授による「地域運営」についての講義が行われました。地域運営組織の在り方や具体例、さらに教授自身の体験を踏まえた内容は、地域振興に関心を寄せる受講生たちにとって非常に参考となるものでした。
「まとめるのは大変だが、成果発表会に向けて最後まで頑張る」と語る受講生の一人。能登の未来を担う意欲的な受講生たちによるレポート発表に期待が高まります。
(2024年度能登里山里海SDGsマイスタープログラム受講生・恩田健帥)