金沢大学能登学舎

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(授業Report)狼煙地区の取り組みとこれから

 令和7年9月20日、能登里山里海SDGsマイスタープログラムにおいて珠洲市狼煙(のろし)地区の「みんなの家」で、狼煙地区の取り組みに係る講義とグループ討議、そして狼煙漁港等で地震による地形の変化に係るフィールド実習を行いました。

 講義では人口減少や震災復興という困難な地域課題の解決に向け、能登の強みや地域資源を活用し、創意工夫を図りながら前向きに取り組む必要性を学び、フィールド実習では地形の変化を実際に見ることで地震の影響の大きさを学ぶことが出来ました。

禄剛埼灯台での地形の変化のフィールド実習

 またグループ討議では、地域課題の解決に向けて受講生同士が自分の経験等と関連付けながら建設的な意見を出し合い、議論を深めながら、新たなアイデアを創出していく多角的思考力や物事を掘り下げて考える探求力等の重要性を認識することが出来ました。

狼煙「みんなの家」でのグループ討議

 講義を通じて得た多くの学びや生きた知識を踏まえ、今後も地域課題の解決に向けて主体的に行動していきたいと思います。 (2025年度能登里山里海SDGsマイスタープログラム受講生:鈴木)