能登学舎は1月の地震以降しばらくの間避難所として使用されていました。そして5月には校庭に仮設住宅が作られました。
そのような中、NTT西日本からの支援によって、避難所や集会所などで利用できるようにと、簡単な操作で運動や脳トレが気軽に楽しめるモーショントレーニングシステム「TANO」をお預かりしていました。
マイスタープログラムには、いろいろな所属や立場の受講生がいます。今年のプログラムで取り組んでいるアートゼミの1クラス、菊谷達史ゼミに所属する受講生には、1月から珠洲市内に活動拠点をおいて避難所、仮設住宅の支援、戸別訪問などを行う支援活動をしている特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンのメンバー(看護師)と、NTT西日本北陸支店で復興支援に取り組むチームのメンバーが所属しています。
ピースウィンズ・ジャパンは 能登学舎内のサロンルームで継続的に(2週間に1回程度)、お茶会を開催されています。そこでピースウィンズ・ジャパン職員の受講生が、それらの機材を活用できるのでは、と提案してくれました。
11月14日のお茶会に、さっそくNTT西日本の担当部署の職員の方がいらして下さり、お茶会にいらしたみなさんと一緒に使ってみました!
(写真提供:ピースウィンズ・ジャパン)
(写真提供:ピースウィンズ・ジャパン)
(TANOTECH HPより)
画面の前で動くと、ゲームをしながらいろんな動作をすることができます。好みの画像を取り込んでお散歩ができるプログラムなどもあります。
ちょうどこの日はリハビリテーションの先生もご一緒下さっていたので、体の使い方、有効な活用方法などの話し合いもできたようです。
今後も地域の皆さんに役立つ活用方法を検討していくことになりました。楽しく使って行かれたらよいなと思います!