<能登里山里海マイスタープログラム2024年度「山本ゼミ」チーム及び修了生より>
金沢市の金沢フォーラス1階において、3月15日から4月13日の期間中「奥能登珠洲復興応援企画展~奥能登国際芸術祭~」が開催されます。会場では令和6年能登半島地震の被害状況や、いま見に行ける常設作品などが紹介される他、地震の被害を受け、鑑賞できなくなった「奥能登曼荼羅」の一部が展示されます。また土日祝日には、芸術祭の公式グッズや特産品の販売が予定されています。
我々、金沢大学能登里山里海SDGsマイスタープログラム2024年度・山本ゼミ修了生を中心とした「記憶のかけら」プロジェクトチームは、上記期間中の3月29日と30日に同会場内にて、同じく地震被害を受けて倒壊した、奥能登国際芸術祭出展アーティスト・山本基氏のパーマネント作品「記憶への回廊」の構成要素であるテクスチャー「塩の結晶」を用い、アクセサリー作りのワークショップを実施いたします。
詳細はこちら→山本基「記憶への回廊」アクセサリー作りワークショップ(新しいタブで開く)
本プロジェクトはこれまで、山本ゼミ活動として11月に行った「1DAY OPEN MUSEUM」(旧小泊保育所/珠洲市内)、12月に開催された「能登の里山里海学会2024」(ラポルトすず/珠洲市内)マルシェブースでのアクセサリー作り体験ワークショップを元にしており、今回で3度目の実施にして、更なる外側との繋がりを図るべく、初の金沢市内での開催となります。


山本基氏の実際の作品の元となっている塩の結晶をアクセサリーに封じ込め、それぞれがお手元に携える事で、アート作品との直接的関わりは勿論、体験下さった皆様が、奥能登・珠洲、能登半島への思いを巡るきっかけとなりましたら幸いです。また、当日は会場にてメッセージボードもご用意して、皆様の思いを共有すべく、言葉を紡ぐコーナーもございます。芸術祭作品の現状や復興への希望を託し、互いの思いが醸成されるきっかけづくりの場として機能しますよう、多くの皆様との共感を分かち合うことが叶いましたら幸いです。
ご来場、心よりお待ち申し上げております。
(イベント情報)
日時 2025年3月29日(土)30日(日)11:00〜15:00
場所 KANAZAWA FORUS 1階(復興応援企画展会場内)
参加費 1,000円(予約不要/先着順)


金沢大学能登里山里海SDGsマイスタープログラム2024年度修了生「山本ゼミ」記憶のかけらプロジェクトチーム