平成30年度VBLアントレプレナーコンテスト実施報告
2018/11/13
平成30年度アントレプレナーコンテスト実施報告
VBLコーディネーター
丹 裕一
1.開催概要
(1)日時:平成30年11月10日(土)14時00分~17時00分
(2)場所:自然科学系図書館棟G1階 G15会議室
(3)審査委員:
米川 達也 株式会社 白山 代表取締役社長
田中 瑞規 株式会社 Heart Language 代表取締役
濱 哲史 濱屋総研 代表取締役
中村 尚人 有限会社 金沢大学ティ・エル・オー 代表取締役社長
玉井 郁巳 先端科学・イノベーション推進機構 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー長
(4)コーディネーター:
ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 粟 正治
ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 林 伸市
ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 丹 裕一
(5)主催:金沢大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー
(6)発表テーマ
①.地方創生のためのオンラインサロンKIN
理工学域電子情報学類 4年 井上 周
②.火災の延焼から建物と命を守る"加賀鳶IoTスプリンクラー"
環境デザイン学類 4年 田中 裕之、 医学類 4年 小川 吹雪、 環境デザイン学類 4年 大野 竜二、 電子情報学類 3年 小林 和樹
③.卓球における効果的な学習サービス
教職実践研究科 M2 北川 正樹
④.「常識」を破る新提案"本格派"の水素ワイン
人間社会環境研究科経済学専攻 M2 原田 魁成
⑤.舞台はラオス。お土産~いただき(頂)~
国際学類 4年 上江田 雅海、 国際学類 4年 ハリー・セイザー
特別講演
平成27年度アントレプレナーコンテスト受賞者 自然科学研究科機械科学専攻 三浦 要
2.実施状況
学内より「アントレプレナーコンテスト」の参加者を募集し応募のあった上記の5テーマについて、学内での研究、あるいは独自のアイデアを基にビジネスプランを作成しました。
また、特許等の関係から学内発表として実施しました。
参加者はそれぞれのビジネスプランをブラッシュアップするため、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーが計画した実践!アントレプレナー学(起業家育成セミナー)、個別指導等を経て、起業に必要なスキルを身に着けて、資金計画及び販売計画など事業戦略を練り、ビジネスプレゼンテーション能力を身に着け発表に臨みました。
発表は10分間で行われ、テーマのコンセプト、世の中への貢献度、資金計画など時間内で分かりやすくプレゼンテーションが行われました。
その後審査委員、傍聴者からの質疑を基に審査が行われました。今回の発表は具体的なビジネスプランを検討し、ビジネスの収支計画を立案して発表する、実績と成果を有するものであり、非常にレベルの高いものでした。最優秀賞1組のほかに、優秀賞を1組、それ以外に審査委員から特別枠で特別賞1組を発表しました。最優秀賞、優秀賞、特別賞の方々は下記のとおりです。
発表されたプロジェクトが今後事業化につながるよう、最優秀賞、優秀賞、特別賞の各プロジェクトには、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーから研究助成費がそれぞれ副賞として贈られました。
このコンテストでの経験したことを基礎として、将来起業家を志して、将来のエクセレントカンパニーを創る人材が輩出されることを期待します。
3.特別講演
平成27年度アントレプレナーコンテスト受賞者の三浦 要さんに、特別講演「光式骨密度計測装置の開発」をお願いしました。参加した学生には、身近な先輩の「新しい事に挑戦する姿勢」と「体験談」が今後の活動の参考になったと思います。
4.参加者
学内参加者19名(発表者6名、学生運営補助含む)、学外参加者9名(審査委員4名含む) 計 28名