142.アイデアとコンセプトの整理
―大学発ベンチャーの設立に向けて―
はじめに
ベンチャー企業とは、革新的なアイデア・技術等をもとに、新しい形態のサービスやビジネス(ベンチャービジネス)を展開する中・小規模 の企業のことです。(ビジネス用語集)
今回はどのようなベンチャー企業を作るかではなく、どのようにベンチャー企業の設立活動を実施するかを中心にまとめていきます。 今回はその第1回目ですので、大学発ベンチャーの現状とベンチャー企業とは何かについてまとめた後、主題の大学発ベンチャー設立に必要な「アイデアとコンセプトの整理」についてまとめました。
第1章 革新的なアイデア・技術とは
革新的なアイデア・技術とは何だろうと、次のようなものを上げました。ベンチャーにとってのチャンスは新しい時代の始まりに対応することであり、時には既存企業の敵になることもあります。さらにその企業にしかない、いろいろな技術やアイデアがありますが、書き出すときりがありませんので、ここでは多くのベンチャー企業に共通するアイデアの例をいくつか挙げました。各項目の下に書いた「 」は、金沢大学の「瀬領 浩一 氏のベンチャービジネス支援情報」に書かれているメニュー番号とタイトルです。
① AI
「141.高齢者はデジタルで-Pythonで社会に貢献できる実力を-」
AIで高齢者にチャンスをもたらす可能性が増えた。
② ITとOODA
「132.コロナ後のベンチャー-ITとOODAの有効利用-」
新型コロナ対策のためにほかの国では、かなり普及していたテレオフィスが日本でも普及しはじめた。
③ SDGs
SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
このシリーズの「138.ボランティア活動の危機-水辺のある里山に参加して-」では川崎市のSDGs活動について、「137.心豊かに暮らせる社会-SDGsの利用-」で事例をいくつか挙げました。いまやいろいろな組織がSDGsを検討し事業運営を見直す時代です。
④ フルーガル商品
「139.みんなで世界を良くしよう -起業家意識で組織を変える-」で方向転換(ピボット)の考え方、「136. IT時代のコロナ後対応 -6次元曼荼羅思考-」で6次元思考で考える方法を、「133.新型コロナ後の自業 -「家業」のやり方を今様に-」ではコロナ後にはフルーガル(倹約的)イノベーションに取り上げています。これは高性能・高機能を目指してきた日本の製造業にとっては既存事業の縮小となり、手を出しにくい事業です。それゆえにベンチャー企業にとってはねらい目となります。
⑤ パーパス
「140.来から現在を考える -ステークホルダーの立場でパーパスを-」で述べたような組織目的を周りの人(ステークホルダー)に対してベ ンチャー企業が狙っている狙いを明確にしなくていけない時代に対応するためにパーパスを設定するという新しい起業戦略の一つです。
⑥ 人生100年時代
「130.失敗は成功の元 -相談員への道を歩む-」はこれから始まる人生100年時代の人生は、教育が終わった人はその後就職、転職、転職を転々と移り変わるようになるというグラットンリンダの「マルチステージライフ」の時代になるというお話です。
⑦ ジョブ型雇用
「134.ジョブ型事自業への道 -ニューノーマルの雇用型-」
こちらの方は、主にビジネス環境や参加する人たち全般に及ぶものであり、ベンチャービジネスを志す人においては働き方についての考え方の一つです。
第2章 大学発ベンチャーの現状
このような時代に、ベンチャー起業促進の現状について、2021『令和2年度大学発ベンチャー 実態等調査 結果概要』(経済産業省)の報告には、次のようなことが書かれています。
実態調査の背景・目的
令和2年版2020年は、新型コロナウイルスの影響や博士人材の活用余地等の観点を踏まえつつ、下記の目的を達成するために大学との連携に際した大学発ベ ンチャー企業の課題抽出・分析を重点的に行いました。
■ 政府の成長戦略においても、第4次産業革命を実現するためのイノベーションの担い手として、ベンチャー企業への期待が明確化されている。
■ 中でも、大学に潜在する研究成果を活用して新市場の創出を目指す「イノベーションの担い手」として期待される大学発ベンチャー企業の企業数は、平成26年度以降、直近5年で増加を続けてきた。
■ 上記の背景のもと、大学発ベンチャー企業と大学との連携における課題を定量的・定性的に把握・分析することを目的に、昨年度に続いて、令和2年度における大学発ベンチャー企業の設立状況を把握した。その上で、把握した大学発ベンチャー企業について、主に「人材」「資金」の側面を中心に、以下の観点も考慮に入れながら深掘りを行うことで、今後の支援方針に資する示唆の抽出を図った。
● 大学発ベンチャー企業における資金調達の現状
● コロナ禍が大学発ベンチャー企業の運営に与えた影響
● 大学発ベンチャー企業における博士人材の採用・活用
図表1の大学発ベンチャー企業数の年度別推移にあるように、1984年以降徐々に増えてきたベンチャー企業の数は2008年で増加が止まり、2017年以降急激に増え、2019年度調査で確認された2,566社となりました。その後大学発ベンチャーでなくなった62社(そのうち36社は解散・鎖された会社)が減り、2019年にまでに未確認であった197社と、新設された200社を加え211大学で2020年度は過去最高の2,901社となりました。
出典:『令和2年度大学発ベンチャー 実態等調査 結果概要』 2021/05/17(経済産業省)
ここで大学発ベンチャー企業とは下記の5つのうち1つ以上が当てはまるベンチャー企業です。
1.研究成果ベンチャー:⼤学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術・ビジネス⼿法を事業化する⽬的で新規に設⽴されたベンチャー
2.共同研究ベンチャー:創業者の持つ技術やノウハウを事業化するために、設⽴5年以内に⼤学と共同研究等を⾏ったベンチャー
3.技術移転ベンチャー:既存事業を維持・発展させるため、設⽴5年以内に⼤学から技術移転等を受けたベンチャー
4.学⽣ベンチャー:⼤学と深い関連のある学⽣ベンチャー
5. 関連ベンチャー:⼤学からの出資がある等その他、⼤学と深い関連のあるベンチャー
最近5か年の2020年の実績は1.研究成果ベンチャーが56.4%、2.共同研究ベンチャーは6.7%、3.技術移転ベンチャーは2.6%、4.学生ベンチャーは22.1%、5.関連その他ベンチャーは 12.2%でした。
ここに見るように、大学発ベンチャーの主なものは、大学の先生が行ってきた研究成果にかかわるもの(シーズオリエンテッド)が多いことがわかります。
2020年の大学発ベンチャー企業数の業種は次の7つに分類されています。
1.IT(アプリケーション、ソフトウエア) 867
2.IT(ハードウエア) 250
3.バイオ・ヘルスケア・医療器 906
4.環境テクノロジー・エネルギー 265
5.化学・素材等の自然科学分野(バイオ関連を除く) 223
6.ものづくり(ITハードウエアを除く) 512
7.その他サービス 861
これを見ると「バイオ・ヘルスケア」が906件と最も多く、次いでIT(アプリケーション、ソフトウェア)「その他サービス」となって います。
このほかにも「コロナ渦」の影響についても資金調達(投資・融資)、人材面、事業内容に関した調査、そのほか出口戦略をどう考えているか、 国・自治体・大学・ VCからの支援状況、どことアライアンスを組んでいるかといった調査結果が報告されています。ご興味のある方は、参照資料をご覧ください。
これを見ると新しい技術、ビジネスの業種や、起業するタイプは、それぞれ異なっており、一律の話として、全体を対象とする学習を行うのはあまりにも無駄が多くなることがいうことがわかります。
このためこのシリーズの第1回目、2007年の「1.他大学のベンチャー支援策のご紹介 アントレプレナー道場 ー東京大学の場合ー 」では、初級コースの「事業化とは何かを知る」では全員が同じ話を聞き考え討論し発表します。しかし中級コースの「起業・事業化を構想する」では初級コースで参加メンバーに呼びかけて集まった人達がいくつかのチームをつくりアドバイザーの下で討議し作成した計画案を作り発表会を行います。さらに上級コー スはこうしてできた各チームに2名のメンターが参加し事業化計画を作り起業の準備を行いビジネスプランコンテストで評価するという方法をとっていました。このやり方は名前こそ変わっていますが、現在も続いています。面白いことに第1回のホームページのタイトルの下の関連URLをクリックすると2021年度 東京大学アントレプレナー道場を表示します。これによると以前の3つのクラスは、「アントレプレナーシップ1(S1ターム)、「アントレプレナーシップⅡ (S2ターム)、「アントレプレナーシップ・チャレンジ」と名前は変わっています。さらにアントレプレナーシップⅠとⅡはZOOMオンラインで行われております。「アントレプレナー・チャレンジは」各チームが独立して行動して計画を作りコンテストに参加することのようです。2007年に作ったHPが2021年度版を参照しているとは、まさにICT時代の新技術・バーチャルリアリティ(VR)が実現している例です(笑い)。
また2007年にこのシリーズで報告したレポートのうち「大学発ベンチャー」または「起業」なるキーワードが入っている記事は次の通りです。
02.大学発ベンチャー活性化シンポジューム
07.起業を支援する川崎市
09.雑貨を作れる技術
10.起業の計画
11.大学発ベンチャー
15.学生発ベンチャーへの挑戦
ご興味があればお読みいただければ幸いです。
その後の年もいくつか記事がありますが、多くなりますので省略致します。
第3章 起業家思考図
その他の記事に含まれている、いろいろな情報も含めて、起業を考えている人に共通な情報を整理するために使ってきたのがが図表2の起業家思考図です。
起業を行う上で、考えるべきことはいろいろありますが、図表2.起業家思考図では、必要と思われる最小限のことをまとめています。今後のシリーズではこの中から必要な物をいくつか取り出して説明いたします。
この記事をお読みになっていらっしゃる方はベンチャーをやりたいと思っているわけですから、自分の強みは何で、どのようなことをやりたいかについては、ある程度のイメージがわいていると思いますので、それを書きだしておきましょう。まずは自分の強みや弱みについて図表2の右中程の図(自己紹介)を拡大したのが図表3の自己紹介です。この図はマンダラ図です。マンダラ図を使うことにより、図表3の4つの楕円にあらわされているような仕組み・仕掛けを意識しながら、時空をまたがる情報が整理してあります。マンダラ図の基本的な考え方は「46.魚眼マンダラで一枚に ―柴又帝釈天の例―」 で述べていますので、なじみのない方は一度目を通していただければ幸いです。ここに書かれている内容は知識として記憶する価値のある内容や情報が書かれているのではなく、自分の場合はどうかについてここにあげた例のように書いてくださいということをお伝えるために書いた例です。私はこのように書いたものをFBE(Framework By Exampleの略)と呼んでいます。今後ともこのシリーズで出てくる多くの図はFBEです。ここではその方法をマンダラ図(時には曼荼羅図)で表現しています。
図をクリックすると拡大図が見られます
この図では、右下の赤枠で囲まれている3つの部分は個人にかかわる情報で、左上にある青枠で囲まれている3つの部分は自分が関係している外部の情報です。左下から右上への部分は過去と現在と未来にわたる時間と関連する行動情報、右下から左上に至る空間情報でこの2つの楕円で時空を表しま す。また中ほどの横楕円が表すのが個人とその個人と関連する仕組み(資源とも言えます)、中ほど縦の楕円が理論と感情にまたがる仕掛け・もしくは動機付けを表しています。この図に今の自分の状況を書き込んでおけば、自己紹介の時にも使えます。この図の左下の過去には過去から現在に至るまでの状況を書いています。この時には、「102.原宿のイルミネーション ―立つ位置で見えるものは変わる―」に書いたようにも普通の履歴書用に書くような過去の履歴(たとえば xxxx年yyyy大学卒業)のように時期と名前を書くだけでなく、その頃の記憶に残ったイベント(例えば体力増強)とその意味を書き学んだことを書いています。忘れることなく今も記憶していることは、自分の資質を作る元となったはずですから重要なことです。
図をクリックすると拡大図が見られます
「図表4.狙いは」には自分はこんなことをやりたい、もしくはこんな人と思われたいといった起業の目的や希望を書き出します。この図は 「111.自業から事業へ ー神奈川シニア起業セミナーとスクールに出席してー」 で書いた、自業を考えている時に思った狙いです。すなわち「 図表3.自己紹介」はありたいと思っている今の自分であり、「図表4.狙い」は外から見られたい未来の自分を書いているわけです。そして図表2の起業家 思考図は、起業家の観点から、どうしてそれを達成するかを考えるフレームワークです。図表2では9つの視点から1つの起業プロジェクトに関する考え方を表 示しているわけです。このように起業家思考図を作っておけば、全体を一度に見ることができ、相互の関係に統合性があるかを容易に知ることができ、必要ならばどこかの視点に関する考え方を修正することにより整合性のある活動ができるようになります。「着眼大局着手小局」の大局手法を支援する情報、もしくは「目的と手段」の整合性を考えるためにつかす情報です。こうして「起業家思考図」という大局図を作っておけば、今どこに着手すべきかが明らかになります。
図表5の起業モデルは、この時やってみたい事業の形を書いたFBE図です。
重要なことは顧客セグメントを明確にし、その顧客に対する価値提案を明確にすることです。
第4章 起業のアイデアとコンセプトの整理
第3章はいよ本論のアイデアとコンセプトの整理です。
本シリーズでは、参照資料として「10.起業の計画」で利用した「夢を実現する創業」を使わせていただきます。現在ダウンロードできる資料は平成30年度 版で」で「10.起業の計画」で参照した平成17年度の資料とは若干違いますが、ほとんど変わりはありません。この本に書かれていることを一枚にまとめたのが図表6.平成30年度版夢を実現する創業です。
出典:「夢を実現する創業」2018年8月(中小企業庁)を参考にして作成
図をクリックすると拡大して見られます
この資料の章立ては次の通りです。
Ⅰ.創業のチェックリスト
Ⅱ.事業計画書
Ⅲ.組織について
Ⅳ.経理事務
Ⅴ.税金について
Ⅵ.創業の準備
Ⅶ.支援制度を利用
ということで、Ⅰ.創業のチェックリストとして最初に取り上げられているのは、図表7に書かれていることを、自分自身の問題として問いかけることです。
出典:「平成30年 夢を実現する創業」(中小企業庁)p03
これまで作っていた図表3.自己紹介図を見ながらチェックし、必要事項を書き込んで行けばよいわけです。
例えば自己資金が不足していると感じた場合にはその内容を図表3.自己紹介の右中の資源の部分に赤文字で記入します。こうすることにより、今後は図表3.を見るだけで、何が課題かがわかるようになります。さらに現在検討しようとしている起業に全く関係のない項目と思われることが書き込まれて、複雑になっていると感じられる時には、その項目は削除してもよさそうです。
次いでこの本の4~5ページには図表8にあるような創業に向けてチェックすべき事項が書かれています。
出典:「平成30年 夢を実現する創業」(中小企業庁)p04~05
この図では起業にあたって決めなくてはいけな重要なことが書かれていますから、できれば全部がYESであればいいとは思いますが、当初はそうはいかないのが普通です。診断の結果、YESの数が0~11の場合はまだ少し早いかもしれないということは、「図表9.起業の道」の最初のステージ「起」です。12~18の場 合はもう少し準備してくださいということで起業の道の「承:起業開始」となります。18~20の場合は創業の準備はほぼ万全ということで起業の道の「転:起業継続」の第1ステップということになります。起業の道のどのステップにいようと、その時作れる事業計画書を作り、準備を進めながらその計画を修正しながら進めることです。
図をクリックすると拡大して見られます
図表9.起業の道の左下起業準備(図表2.起業家思考図の右下の「やりたいことは」と同じです)左下の表を参考に、定年を迎えたばかりの人が、将来の収支の予測を行った野が図表10の収支例です。
出典:「平成30年 夢を実現する創業」(中小企業庁)p06を参照して作成
上の表の現役時代にため込んだ収入も、定年とともにたちまち使い果たされていく様子が見受けられます。年金は減ることがあっても、今更増えることはありません。図表10でできることは喜寿の旅行や自動車の買い替えを我慢するか、家事としているが家計関係の支出を減らし、少しでも多くの繰り越しを増やすか、何とか収入の得られる事業を始めるしかないことは確かです。
創業にあたって、どのような資源に投資するかですが、「夢を実現する創業」では図表11にあげた経営資源のうち、人、もの、金に加えオーナー自身をあげていますが、第1章の革新的アイデア及び技術にあげた要素を考慮するためには、情報も資源に入れておいた方がよい時代が来ているように思えます。
たとえば金については、
1.最初にかかる設備資金はどれくらい必要か
2.毎月かかる運転資金はどれくらい必要か
3.自己資金はどれくらいありますか?
4.親・兄弟からの援助はありますか?
5.金融公庫から借入できる金額はいくらですか?
といったことが挙げられています。
抽象的な話ですが、これら5つの経営資源に対して、どのような投資を行い、どのような見返りを得るかが事業計画作成の重要な項目です。これらに対する投資が少なければ、得られるものは少なくなってしまいます。しかしながら、自分の持っているお金にも制約があるとすれば、とりあえずは、できる範囲で準備を始め、いろいろな対策を取りながら、起業に向けての活動を行う事業との事業計画の構想を書きます。
この本では、夢野さくらさんが書いた、事業構想の例が載せられています。
出典:「平成30年 夢を実現する創業」(中小企業庁)p09
非常にわかりやすく書かれた事例です。これを参考ににして自分のものを作ってみることです。こうして書かれた自分の事業構想をもとに、図表4.の狙いに記入もしくは更新しておきましょう。
図表12 事業構想 図表4 狙い
① 創業の動機 夢
② 事業の概要 今ここで何を
③ 市場の環境 環境
④ 事業の将来目標 夢
⑤ 事業の課題 現状
このようにしていくと、「夢を実現する創業」を読み続けることにより、起業家思考図が徐々に完成していきます。
おわりに
第1章では、ベンチャー企業の引き金になりそうな、革新的な技術、世の中を変えそうなICT関係の技術・大量生産の時代から多様なサービスを実現 するためにの働き方改革がはじまっていることを説明しました。
第2章は大学発ベンチャーの現状では、そのような時代に大学がどのようなベン チャー企業を送り出してきたかを見てきました。そのうえで、
第3章ではこれまでHPで述べてきた起業についての考え方を起業家思考図として1枚にまとめました。
第4章の起業のアイデアとコンセプトの整理では、中小企業庁出版の「夢を実現する創業」という初心者が親しみを感じるようなガイドブックに従って、起業のアイデアをまとめながら「起業家思考図」の内容を更新する方法を説明いたしました。
このようにして「起業家思考図」に整理された資料を適宜に整理・更新し、多様な場面で必要に応じて参照することで、仕事のやり方と統合性がとりなが起業活動を続けて行くことになります。こうして「夢を実現する創業」の適用範囲を拡げていきたいと思っています。
参照資料
経済産業省、2021『令和2年度大学発ベンチャー 実態等調査 報告書』2021/05/17
https://www.meti.go.jp/press/2021/05/20210517004/20210517004-1.pdf(アクセス 2021/05/27)
経済産業省、2021『令和2年度産業技術調査(大学発ベンチャー実態等調査)調査結果概要』
https: //www.meti.go.jp/press/2021/05/20210517004/20210517004-2.pdf(アクセス 2021/05/27)
野村総合研究所、2021『令和2年度産業技術調査(サーチファンドを通じた大学発ベンチャーの経営人材確保に関する調査)報告書』2021/03/15
https://www.meti.go.jp/press/2021/05/20210517004/20210517004-3.pdf(アクセス 2021/05/27)
『令和2年度大学発ベンチャー 実態等調査 結果概要』 2021/05/17、経済産業省産業技術環境局 大学連携推進室
https: //www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/start-ps/reiwa2_vc_cyousakekka_gaiyou.pdf (アクセス 20211/05/19)
中小企業庁、2018『夢を実現する創業』
https: //www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/pamphlet/2016/download/h30Sogyo.pdf,(アクセス 2021/06/08)
瀬領浩一『瀬領 浩一 氏のベンチャービジネス支援情報』
https://o-fsi.w3.kanazawa- u.ac.jp/about/vbl/vbl6/post.html(アクセス 2021/06/08)
2021/06/11
文責 瀬領 浩一